医療の現場で働く看護師は、仕事の際にはいくつか押さえておかなければならないポイントがあります。まず一つ目は、信頼を得られる働き方をしなければならないということです。医療の現場は、患者の命を預かっていると言っても過言ではないので、いい加減な仕事ぶりだと、周囲からの評価は下がってしまいます。ですから、常に真摯な態度で臨まなければなりません。
また、礼儀やマナーも重要です。病院に来る方は様々な年齢層なので、失礼にならないような対応が求められます。親しい患者に対しても、基本的には敬語で応対し、日頃から礼儀やマナーには気をつけましょう。医療機関では、接遇マナーの研修を行っているところも少なくないので、マナーについて自信がない方は、そのような研修があれば、率先して参加してください。
それから、高齢化の影響で介護の需要が増していますが、看護師として介護現場で働く場合は、職域を超えて仕事をしないようにしましょう。一般的には医師の支持がなければ医療行為は行えないので、利用者に何らかの処置が必要だと感じたら、必ず施設に在籍する医師や医療提携をしている機関の医師と連絡を撮ってください。また、利用者の身体介助についても、業務内容に含まれている場合は行っても構いませんが、そうでない場合は介護士に任せましょう。
ここで書いたことはほんの一部ですが、大切なことなので、ぜひしっかりと守るようにしてくださいね。